わが国最大の美術見本市 「アートフェア東京2011」 東京国際フォーラム 4月1日(木)~3日(日)


気に入ったアートのある暮らし……
それはファンタジーが
生きる歓びを感じさせてくれる暮らしでもある。


 アートの好みで人を知る

 ニューヨークのマンハッタンの面積は約60万平方キロメートルで、その広さは東京の山手線の内側とほぼ同じくらいだそうだ。しかし、そこにある画廊の数は、詳しく調べたわけではないが、東京と比べたら恐らく比較にならないほど多いに違いない。それほどニューヨークにはギャラリーが多い。なぜか?
 「富が集まるところには芸術も集まる」と言ってしまえば身も蓋もないが、人種のるつぼと言われるニューヨークで人を判断するには、その人がどのようなアートを好むかを知るのが最も手っ取り早く、しかも確かだからではないか。言い換えると、自分を表現する手段としてファッションとアートは切り離せないものなのだ。


 嬉し楽しい衝動買い

 ところで、日本の都会生活者は、1年のうちに何枚ぐらい絵を買うのだろうか。
 どこからか「どこに絵を飾るほどのスペースがあるの?」といった声が聞こえてきそうだが、その気になれば、いや、絵や彫刻、写真の魅力にハマれば「そのうちどこかに飾るさ」と当てもなく衝動買いに走りたくなるはずだ。気に入った作品に囲まれていると、なぜか気分がはずみ、自然にテンションが上がってくる。
 その作品との最大の出会いの場が「アートフェア東京」である。今年で6回目。東京国際フォーラムを会場に、国内12都市、海外12都市から134軒のギャラリーが作品を持ち寄り、展示即売する。期間中、約5万人の来場が見込まれている。


 日本のアートを輸出産業に

 このわが国最大規模のアートフェアを運営しているのが、アートフェア東京実行委員会。エグゼクティブ・ディレクターの金島隆弘氏は1977年東京生まれ。慶應義塾大学大学院の政策・メディア研究科を修了、ノキア、東芝などでの勤務を経て2004年から北京で現代美術の仕事に携わってきた。「先進国ならどこの国でも自国の文化を積極的に支え、それを発信していますが、日本の政府は新幹線や原子力発電所の輸出には熱心でも、この種の活動を支援する体制が弱い。日本のアートも立派な輸出産業になるはずですが……」と残念そう。


 ドイツ銀行グループがメインスポンサーに

 そのような苦境の中、今年はドイツ銀行グループがメインスポンサートとなった。2011年は日本とドイツが修好通商条約を結んで150年になる記念の年ということもあるようだが、チーフ・カントリー・オフィサーのデイビッド・ハット氏は記者会見で「ドイツ銀行グループは現代アートをもっと身近なものにしてもらおうと、30年前から職場に作品を飾る運動を展開しています」と述べている。
 世界73カ国で事業を展開するドイツ銀行グループは56,000点もの現代アートを所蔵しており、世界約900カ所以上のオフィスで作品を展示している。こうした活動を通じてスタッフやお客さんが日常的に現代アートに触れられるような環境をつくっているのである。


 逸品と出会う楽しみ

 今回の「アートフェア東京2011」には現代美術だけでなく、古美術・工芸、日本画、近代絵画・彫刻、写真、版画、ビデオ・アートなど、幅広いジャンルから作品が集められている。会場では今年のテーマ「アートを開く」に沿った多くのイベントも計画されている。
 ともかく一度、足を運んでみよう。見て回るだけでも充分、楽しいし、人気の千住 博をはじめ、パブロ・ピカソやアンディ・ウォーホル、池田満寿夫、堂本印象、クリス・キーナンの陶芸作品など、思わぬ逸品を手に入れられる可能性もあるのだから……。
(Text/水木 康太郎)

【主催・運営】: アートフェア東京実行委員会/株式会社アートフェア東京
【会場】: 第一会場 東京国際フォーラム 地下2階 展示ホール1
第二会場 「PROJECTS」東京国際フォーラム ロビーギャラリー1・2
【会期】: 7月28日(金)~7月31日(日)
【入場料】: 1DAY パスポート 1,500円(税込) 小学生以下無料(但し大人同伴)
【チケット取扱】: e-plus/http://eplus.jp/artfairtokyo/
全国主要コンビニエンスストア

 

アートフェア東京実行委員会事務局

Tel.03-5771-4520
e-mail / info@artfairtokyo.com
URL / http://www.artfairtokyo.com

 

プレゼント

「アートフェア東京2011」の1DAY パスポートを2名様5組、計10名様にプレゼントいたします。


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