
2009年9月にオープンしたばかりの丸の内ブリックスクエア。
“丸の内の記憶から蘇る現代の洋館”をテーマにしたセンスのよい空間には、
話題のレストランが続々オープン!
今回は、カリフォルニアで人気の窯焼きピッツァ&グリル料理
「A16(エー シックスティーン)」を紹介しよう。

サンフランシスコで人気の「A16」。この変わった店名は、南イタリア・カンパーニャ州ナポリからプーリア州カノーザを走るハイウェイの名前に由来したもの。オーナーのビクトリア・リビン、シェリー・リンドグレーンと初代料理長のクリストフ・ヒルがレストランのオープンを計画中のある日、「A16」沿いのイルピニアという小さな街のレストランで食事をしながら、その道の名をそのまま店名にしようと思い立ったのだそうだ。「このA16を通って、はるかサンフランシスコまで、南イタリアの食文化を運びたい」という想いが店名には込められている。その名の通り「A16」では、南イタリアの食文化の哲学を受け継ぎ、地元サンフランシスコの食材を上手に活かした料理をカジュアルなスタイルで提供。2004年のオープン以来、全米で高い評価を得ている。

丸の内ブリックスクエアに誕生した「A16」もサンフランシスコの本店同様、古いレンガやタイルがあしらわれた風合いのあるインテリアで、1号館の広場に面した大きな窓からは緑や花々が楽しめる。店内に足を踏み入れると誰しも目を惹かれるのが、中央に配された大きな2つのグリル窯。ピッツア用とグリル用に並んだ窯から供されるアツアツの料理、そんなライブ感も魅力のひとつ。
イタリアの地産地消の哲学と料理技術をベースに、ナッツ、ベリー、フルーツに代表されるカリフォルニアならではの食材をふんだんに取り入れた料理スタイルで、食材そのものの味や香りをアクセントとして窯で焼くだけという“シンプルな調理法”+ひと皿ひと皿の料理の特徴を引き出す“ワインとのペアリング”を意味する“カルイタリアン”を提案している。

名物ピッツアには、最も高精製度のイタリア産小麦粉「TIPPO 00(ゼロゼロ粉)」を使っているので、生地の底はパリパリ、中はモチモチ! また、ワイン・ソムリエのシェリー・リンドグレーンの監修を経て、イタリア南部のワインとカリフォルニアワインを中心に多種類用意しており、料理の味を最大限に引き出すワインとのペアリングにもこだわっている。仲間と一緒にピッツアを楽しむもよし、グリル料理とともにワインをじっくり味わうもよし、ピッツア通もワイン通をも満足させる「A16」は、用途に合わせ気軽に訪れたい。
(Text/古澤 朋美)

東京都千代田区丸の内2–6–1 丸の内ブリックスクエア 1F
Tel. 03–3212-5215
http://www.giraud.co.jp/a16/