抜群のアクセスと
下町情緒あふれるロケーションで
“親しみやすい高級ホテル”として人気のある
ロイヤルパークホテル。
常連客の多くが「去り難いホテル」
とほめるのはなぜだろうか。
2011年は、東日本大震災をはじめ、本当にいろいろなことがあった。特にホテル業界にとっては、海外からのお客さんが激減して、大変な年だったのではないか。しかし、ロイヤルパークホテルの南 安(みなみ やすし)総支配人は「うちはビジネス客が9割、それも欧米からの外国人比率が60〜70%と高いのですが、お陰さまで客数は少しも落ちていないんですよ」といささかほっとした様子。実際、ホテルに泊まってみると、客室の新聞受けには多くの英字紙が挟まれており、エグゼクティブフロアの宿泊客が朝食で利用するスカイラウンジ「オルフェウス」などは、大半が外国人の宿泊客で埋まっていた。
その理由を南総支配人は次のように分析している。一つは、日本のことをよく知っているために、容易に風評にまどわされたりしない「知日派ビジネスマンの常連客」が多いこと。もう一つは、ホテルから傘を持たずに大手町や丸の内まで行ける「抜群のロケーションの良さ」ではないかという。箱崎の「東京シティエアターミナル(T-CAT)」と専用の通路で結ばれ、ホテルの地下2階からは地下鉄半蔵門線の「水天宮前駅」改札口に直行できる便の良さは、ちょっと他に類がない。しかも、水天宮から人形町、浜町にかけての一帯は、下町情緒と都市再開発が綾なすエキサイティングなエリア。日本通の外国人ならずとも、現代の“ニッポン”を味わうのに十分な魅力を備えている。
とはいえ、ロイヤルパークホテルが最初から成功すると見なされていたわけではない。1989年6月の開業に先立つ某広告代理店の調査では、むしろ「成功は覚束ない」と見なされていたくらいだ。当時の感覚では、高級ホテルの立地はもっぱら都心の繁華街とされ、地理的には十分、都心にありながら下町エリアに位置するロイヤルパークホテルの成功は無理と思われていたようだ。その予想を見事に裏切ってみせたのが初代の総支配人・中村 裕(ゆたか)氏(現・株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ顧問)である。その中村氏の後を受けて就任したのが南総支配人だった。慶応義塾大学工学部の出身だが、学生時代にホテルでアルバイトをしたことがあるとかで「自然にホテルの世界に入った」という。
南総支配人は、地域密着型のホテル経営を心がけている。ホテル周辺をめぐる「散歩ガイド」や近隣のお店を紹介した「バイリンガル・レストランガイド」などの設置はその一例。一方で、406室ある客室のハイテク化やサービスの向上には絶えず気を配る。日本庭園や茶室を活かしたイベントで和の伝統をアピールしたり、9つあるレストランやバーラウンジのリノベーションに取り組んだりと、ホテルの新鮮さを保つ工夫は怠らない。ビジネス客にとって大切なエグゼクティブラウンジやフィットネスクラブのプログラムづくりに力を入れていることは言うまでもない。
江戸文化の良さを見直そうという根強い下町ブームに誘われて、このホテルを“別荘”のように活用する地方からの中年客も増えているという。都心にありながら、喧噪と過密からちょっと距離を置いたほどよい落ち着きが、独特の心地よさを生んでいるようだ。南総支配人は「できれば1泊と言わず、2泊していただきたい。そうして真ん中の1日をホテルから一歩も出ないで過ごしてみてはいかがでしょう。ホテルを味わい尽くしてみるのも楽しいものですよ」と勧める。さらに、宿泊料金にそれほど大きな差はないので、エグゼクティブフロアに泊まると、ラウンジやフィットネスクラブなどを自由に使えるので「ホテルライフのメリットはさらに大きくなる」という。
この指摘は傾聴に値する。私たちが都内に住んでいながら時折、こうしたホテルに泊まってみるのは、もっぱら気分転換を図るためだ。しかし、早めにチェックインしてフィットネスクラブでひと汗流し、バーラウンジで食前酒を楽しんだら夕食、翌日は朝食をすませて早々とチェックアウト、というのがせいぜいのところ。それでも、ホテルという非日常の空間で束の間、開放感を味わい、満ち足りた気分にひたるには十分だ。しかし、これで果たして「ホテルを味わった」ことになるのだろうか。
ところで、南総支配人はなぜ「ホテルを味わい尽くす」ことを勧めるのだろうか。それは、家族でバリ島を旅したとき、せっかく高級リゾートホテルに泊まりながら、あちこち観光してまわるばかりで、ホテルには単に寝に帰るだけだったという反省からだ。一方、一日中ホテルで過ごしていた外国人の家族連れはむしろ「何と贅沢なことか!」と思えたそうだ。家族それぞれ、至れり尽くせりのホテルサービスを満喫し、ホテルをさながらわが家同然に使い尽くす過ごし方は、費用対効果の面でも「断然、オトク」なのである。単に寝に帰るだけでは、せっかくのオーシャンビューもインフィニティプールも「もったいない」というわけだ。
都市型のロイヤルパークホテルではあるが、丸1日ホテルで過ごしたとしても、少しも飽きることはなさそうだ。インストラクターについてフィットネスクラブで汗を流したり、室内プールで泳いだり……。女性には、スイスの高級化粧品メーカー「ラ・プレリー」が運営する日本で唯一のエステティックサロン「サロン ド ラ・プレリー」もある。美容機器を一切使わず、独自のハンドテクニックだけでダメージを受けた肌を回復させてくれる技術は驚きだ。レストランにしても和・洋・中と揃い、別に鉄板焼やお寿司の専門レストランまである。地下1階のメインバー「ロイヤルスコッツ」などは、さながら英国貴族の館のようだ。エグゼクティブラウンジにはいつでも飲み物や軽食が用意され、GRO(Guest Relations Officer)にあれこれアクティビティの相談をしながら、気兼ねなくくつろぐことができる。日本庭園を散歩したり、茶室でお茶を楽しんだりと、上質な時間を存分に味わうことができるのだ。
都会で生活していると、まず、都心のホテルに泊まってみようなどという気は起きないものだ。しかし、こんなに身近に素晴らしい“オアシス空間”があるのだから、これを利用しない手はない。至れり尽くせりの設備とゴージャスな雰囲気、よくトレーニングされたスタッフと親しみやすい環境……ロイヤルパークホテルなら、大きな楽しみをいくつも見つけられる。外国人ビジネスマンが「去り難いホテル」ともらすのも、大いにうなずけるというものだ。
(Text/飯田 徹)
1958年東京生まれ。慶応義塾大学工学部卒業後、1980年に東京ヒルトンホテル入社。1988年株式会社ロイヤルパークホテルに入社。開業準備室、マーケティング部、総務部人事課、宴会部などの勤務を経て、2003年に取締役宴会部長、2005年取締役総支配人、2007年常務取締役総支配人に就任。「理工系出身のホテル経営者は確かに珍しいのですが、全くいないわけではないのですよ。要はサービス業に向く資質の持ち主かどうかですね。私はむしろ、機械をいじっているより人と接しているほうが性に合っていると、後から気がついたのです。多くの人と接することで学ぶことも多く、ホテルビジネスは天職だと思っています」と笑顔も爽やかだ。
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ロイヤルパークホテルでは、プロのコーチによるパーソナルトレーニング付きで、「皇居マラソン大会」への参加と宿泊をセットにした「皇居マラソン&東京夜景RUN」宿泊プランを用意している。「皇居マラソン」はセカンドウインドACが主催しているもので、月に2~3回実施している(スケジュールはこちら)。インストラクターは同クラブ所属の現役ランナーかコーチが務めてくれる。2012年2月26日(日)には「東京マラソン」も控えている。それまでにしっかりトレーニングしておこう。
| ◇実施期間 | / | ~2012年3月31日(土)まで |
| ◇宿泊料金 | / |
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| ◇特 典 | / |
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ロイヤルパークホテルが誇るエグゼクティブフロアのベーシックプラン。「快適な空間」と「上質なサービス」でビジネス客にも観光客にも好評を博している。
| ◇実施期間 | / | 2011年11月14日(月)~2012年3月31日(土)まで |
| ◇宿泊料金 | / | 滞在日によって異なるので、詳しくはこちらへ。 |
| ◇特 典 | / |
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Tel.03-3667-1111(宿泊予約課)
http://www.rph.co.jp/
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エントリー期間: 2012年1月10日(火)から2月7日(火)まで |