鞄・バッグ・革小物をつくり続けて75年 イケテイ 「IS/IT」ブランドのビジネスシリーズバッグを1名様にプレゼント
Shop IKETEI VILLA TOKYO２階アトリエの「IS/IT」コーナー。
東京・浅草橋に、モダンな佇まいのビル「IKETEI VILLA TOKYO」がある。大阪の船場に本社を置く株式会社イケテイの直営ショップで、2014年1月のオープン。株式会社イケテイは1941年（昭和16年）の創業。鞄・バッグ・革小物をつくり続けて75年という老舗だが、センスは最新、製品は職人の技術を結集した「ものづくり大国ニッポン」を象徴するような心意気の感じられる企業である。
東京・浅草橋のIKETEI VILLA TOKYO。設計・デザインは日本建築学会賞など数多くの建築賞を受賞している株式会社みかんぐみ。向かって左隣の本館社屋は“建築界のノーベル賞”と言われるプリツカー賞を受賞している伊東豊雄氏の設計。伊東氏はみかんぐみの師匠筋に当たる。
1階にはイケテイのオリジナル旗艦ブランド「FUJITAKA（フジタカ）」の製品が置かれている。
「ものづくりニッポン」の精華
イケテイは、国内外の有名ブランドのライセンス商品、アパレルのOEM製造卸をしているが、直営店のIKETEI VILLA TOKYOで扱っているのはイケテイのオリジナルブランドFUJITAKAとIS/IT（イズイット）、それにSILVER LAKE CLUB（シルバーレイククラブ）、AXE（アックス）の４つだ。中でもFUJITAKAは、日本一美しい高貴な富士山と、眼光鋭く華麗に舞う鷹に、ものづくりの姿勢を反映させようと、初代（創業者）が考案したブランド名。時間と手間をかけた丁寧なつくりで、まさに「ものづくりニッポン」の精華を思わせる完成度の高い製品群だ。
FUJITAKAの製品は、イケテイの自社工場の職人が一つずつ手作りで仕上げた工芸品。人件費の安い海外に工場を移すメーカーが多い中で、イケテイはあくまでFUJITAKAのブランドを通じてMade in Japanにこだわり、ものづくりへの誇りと気概を示す。
職人の技を次世代に
なぜこのようなことが可能になったのだろうか。それはイケテイが1994年12月に、永年にわたって培ってきた職人の技を次の世代へ継承させるためにイケテイプロダクト株式会社を設立、自社工場を独立させたことが大きかったようだ。そこでは、ベテランと若手が家族のように一緒になって匠の技を磨くことに専念できる。そのため、名匠に導かれた若手職人が、鞄コンクールで経済産業大臣賞など、数々の賞を受賞するまでに育っている。
そっと寄り添える鞄
一方で、同時期の1995年1月にはデザイン部門も分離、株式会社イズクリエイションを設立している。同社の代表取締役でFUJITAKAのクリエイティブディレクターも務める池田恭子氏は、75周年記念紙「FUJITAKA TABLOID NEWS ISSUE 2016」の中で「使い手の方が快適に長く愛用していただけるよう、サポート役として相棒のように、また家族のように、そっと寄り添える鞄を目指してデザインをしております」と述べている。その姿勢はあくまで誠実にして堅実だ。
大事な商談の日に
IKETEI VILLA TOKYOの２階のAtelierには、FUJITAKA以外のブランドがディスプレイされている。ジャパン モダンを標榜する「IS/IT」は海外でも生産しているが「大事な商談の日にきちんとした印象を与えてくれるバッグから、週末、肩の力を抜いてリラックスした時間を過ごすバッグまで」さまざまなシーンに寄り添う鞄を提案している。それだけに、価格帯もFUJITAKAよりはやや手頃に設定、手にしやすい構成になっている。
IS/ITには、落ち着いたデザインの中に、日本人の折り目正しさと礼儀や節度を失わない誠実さが滲み出ている。
汚れにくく傷つきにくい素材を選び、それでいて雨にも強く、軽くて丈夫。
縫い目が揃い、撥水ファスナーやショルダー兼用の機能などにも細かく気を配っている。
一見、シンプルに見えるがタフで機能的。タブレットホルダーも付いている。
色揃えも豊富な革小物。シーンによって使い分けられるよう、色違いで同じものを持つファンも多い。
アウトドアにもタウンユースにも
同じ2階には、フィッシングを切り口に、よりハードな使用に耐えるアウトドア用のバッグブランドSILVER LAKE CLUBのコーナーがある。その堅牢性と徹底的にこだわったという撥水性、キュートなデザインから、釣り人ならずとも欲しくなるような逸品揃い。アウトドア用のバッグは、ともすると無骨なものになりがちだが、こちらはグッとスマートでおしゃれ。汗臭さを感じさせないので、女性にも使いやすそう。タウンユースやドライブ、旅行にも持って行きたくなる。
境界線を越える
BORDERLESSを基本コンセプトに開発されたAXEは、素材や製品のディティールにこだわりながらも、ビジネスとかカジュアルといった制約に縛られず、時間と場所、目的やシーンも選ばず、自分の感性にしたがって自由に使いこなせるブランド。上質でありながら個性的、端正で洗練されたつくりなのに、どこか型にはまらない奔放さがある。そこには、既成の概念にとらわれず、時代の変化を先取りしたような新しさをも感じさせる。
居心地のよさに、つい長居
VILLA事業部 広報マネジャーの外垣 海さん。
「IKETEI VILLA TOKYOは、生産現場とお客さまを結ぶ接点を目指しています。ときには職人さんがお店に立ってお客さまからの相談を受けたり、修理やオリジナルバッグの注文にも応じたりしています。2階にはテラスやライブラリーをコンセプトとした空間もありますので、お気軽にお立ち寄りください」とVILLA事業部広報マネジャーの外垣 海さん。時間をかけて品定めをしていても放っておいてくれるので、その居心地の良さに、つい長居をしてしまう。
電 話：03-3861-6276
営業時間：11:00〜19:00
定休日：日曜・祝日
https://www.iketei.co.jp/
エントリー期間中、セゾンカードを1,000円（税込）以上ご利用のうえエントリーいただいた方の中から抽選で1名様に、イケテイのオリジナルブランド「IS/IT」のビジネスシリーズバッグ（29,000円、税抜）をプレゼントいたします。
〈内容〉
サイズ：39cm×28cm×9cm
素 材：ポリエステル×牛革
カラー：コン
※当選者の発表は、賞品の発送（2016年12月中）をもってかえさせていただきます。
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