おいしさを求めて、基本に忠実に 那須高原ビール 那須高原ビール「飲み比べ6本セット」を10名様にプレゼント

クラフトビールは一般に濾過しないのでビール酵母が生きている。そのため、常温にすると発酵が必要以上に進んで、えぐみや雑味を生じてしまう。できるだけ冷蔵状態を保ちながら飲むようにしたい。

家具会社の3代目社長が1996年に創業した那須高原ビール。ただただ、おいしいビールを求めて20有余年。「雪中熟成深山ピルスナー」に挑戦し、熟成ビール「ナインテイルドフォックス」でワールドビアカップ金賞受賞。今また、モルトやホップを地元で栽培する素材の自給化に挑む。おいしさを求めて飽くなき挑戦を続けるクラフトビールの雄に、目が離せない。

那須の自然に囲まれた那須高原ビール。東北自動車道の那須インターからわずか500mという近さだ。

標高400mの醸造所

那須に、クラフトビールの名品があるというので訪れてみた。首都高速から東北自動車道を経て那須インナーで降りると、わずか数分の至近距離。季節は、春と呼ぶにはいささか早い3月中旬だったが、標高400mの高原の空気はパリッとしていて気持ちがいい。いかにもビールを醸造するのにふさわしい、清潔感にあふれた環境だ。小山田 孝司社長は、自らレストランの扉を開け、笑顔で出迎えてくれた。作り手の人柄は自ずと製品に現れるというが、実直な雰囲気にまず安心感を覚えた。

園内の各所にはアート作品が展示されており、オフシーズンにもそれなりの風情がある。
夏に那須高原の屋外で飲むビールは、さぞかしうまかろう。
ウッドデッキのステージも用意されており、ここで各種のイベントが開かれる。
入り口のビア樽の上には各種の大麦麦芽と、那須高原ビールのできるまでが図示されている。

オリジナリティを発揮できる仕事

小山田社長は、実は西那須野の家具会社の三代目社長。1928年(昭和3年)創業の家具メーカーだが、もっぱら高級家具のOEM生産をしているという。しかし、受注の仕事に物足りなさを感じていた小山田社長は、1994年の細川護熙政権のときに地ビールの醸造が解禁されたことで、事業欲に火がついたという。何しろ、それまで年間生産量2,000kl以上を必要としていたビールの醸造免許が、一気に60klへ引き下げられたのだから、やってみたいと考えたのも無理はない。「オリジナリティを発揮できる仕事がしたかったんですよ」と小山田社長は当時の心境を語る。

館内には、展示しきれないほど数多くの受賞記念プレートやメダルが飾られている。
那須高原ビール独自の熟成ビール「ナインテイルドフォックス」。特別の保冷室を用意し、熟成年度ごとに貯蔵されている。
店頭で販売されるクラフトビールは、厳重に温度管理され、保冷パックに入れてお客さんに渡される。
レストランのクラフトビールは、ビアサーバー(タップ)からサービスされる。

世界の名品を那須で

幸い父親が、那須インターの近くに「ドライブインでもするか」と土地を持っていたので、そこを拠点に醸造所とレストランの開設をめざすことにした。頼みは「水」だったという。ビールは大麦麦芽と酵母、それにホップと水でつくられるが、那須の雪解け水はまろやかな軟水で、上質なビールをつくるのに最適と考えたのだ。そこで、独立系の海外の醸造家の指導を受け、国内の専門家に来てもらい、英国やドイツなど、世界の名品と言われるビールをつくることにしたという。それが那須高原ビールのヴァイツェンであり、エールであり、スタウトだった。

カウンターの奥は、そのままガラス張りの醸造工場。作業の様子がよく見える。
沸騰タンクから発酵タンク、熟成タンクに至るまで、限られたスペースを生かして配置されている。
少量生産なので、瓶詰めの工程もいたってシンプル。大量生産大量販売は全く考えていない。
最近は原料として、地元産の大麦麦芽も使用するようになっている。ゆくゆくはホップも栃木産にしたいという。

皇室御用達の栄誉

目指したのは、量より質。ひたすらうまいビール、本物のビールを求めて基本に忠実に技術を磨き、経験を積んでいったという。そんな実直な姿勢が評価されてか、2002年に宮内庁から注文が入るようになったという。「近くに那須御用邸があるせいでしょう、気に入っていただいているようです」と小山田社長。そこで、皇室御用達の栄誉に敬意を表して、皇太子家の愛子さまにちなみ「那須高原ビール 愛」をつくったという。このクラフトビールがまた、実においしい。モルトの香りと味わいをしっかり残しながら、口当たりがまろやかでとても爽やか。女性のファンが多いというのもうなずける。

那須高原ビールの代表的な5種類のクラフトビール+右端は雪室で熟成させた雪中熟成深山ピルスナー。
那須高原ビールには、ブラックの生チョコレートがぴったり。ビールの味わいがより深くなる。
レストレンのメニューも地元産にこだわった逸品揃い。こちらは那須黒毛和牛のハンバーグ。
メインメニューの一つ、牛肉の地ビール煮。地ビールにはもちろん、那須高原ビールが使用されている。

創造性こそ命

ビールは世界中でつくられており、その種類は1,000種類を超えるという。そこでラガーとエール、ピルスナーとスタウト、どこがどう違うのか、さまざまに議論されているが、そうしたことが可能になったのも、ビール醸造免許が規制緩和されたおかげである。それをまさに好機ととらえ、小山田社長は持ち前のクリエイティビティを発揮し続けている。栃木のいちごを生かした「いちごエール」、那須の降雪を生かしたラガービール「雪中熟成深山ピルスナー」、そして誰もがあっと驚く熟成ビール「ナインテイルドフォックス」である。

那須高原ビール 愛。味わいしっかり、口当たりスッキリの爽やかビール。
ヴァイツェン(Weizen)はドイツの伝統的なビール。「白」という意味で、ほとんど苦味のないソフトな味わい。
イングリッシュエール(Ale)はイギリスの代表的な淡色のビール。フルーティな香りとホップの苦味が効いたビール。
スコティッシュエールはスコットランドの伝統的な褐色のビール。モルトが効いたズシリとした深みと、ほんのり甘みのあるビール。
那須ロイヤルスタウト。Stoutは頑丈という意味で、文字通り、濃厚な味わいの黒ビール。アルコール度数も少し高めだが、喉ごしはクリーミーで香ばしい。
2016年のワールドビアカップで金賞を受賞した熟成ビール「ナインテイルドフォックス」。熟成年度を増すごとに苦味の角がとれておいしくなる。

目指すは地元産での生産体制

「ナインテイルドフォックス(9尾の狐)」は、那須温泉に伝わる「殺生石(せっしょうせき)」と、それにまつわる「9本の尾を持つ狐」の伝説にちなんで名付けられたもの。9にちなんで1999年9月9日に発売を開始したヴィンテージビールで、その製法は9尾狐(きゅうびこ)伝説同様、企業秘密とか。1年もので1本500ml、3,500円、20年ものだと1本13,000円(ともに税別)にもなるというから、ビールとしては確かに高価。しかし、これに止まらず、現在は大麦麦芽も酵母もホップも、素材の全てを地元産でまかなう自給自足の生産体制を目指している。夢は「ミュンヘンをしのぐ規模のビアフェスティバルを那須で開くこと」というから壮大だ。9尾狐がついているので「念ずれば花開く」ことだろう。

ブルワーズカップ2018で3位に入賞した「雪中熟成深山ピルスナー」のポスタ。グラフィックデザインも素晴らしい。

ラベルのデザインも、小山田 孝司社長が自ら手がける。

「那須のビアフェスティバルが、世界三大ビアフェスティバルの一つと言われるまでに盛り上げていきたい」と小山田社長。

●那須高原ビール」への問い合わせ
Tel.0287-62-8958
営業時間/10:30〜19:00
レストラン営業時間/11:00〜19:00(ラストオーダー18:50)
http://www.nasukohgenbeer.co.jp/
●那須地ビール祭り2018
開催日:2018年9月1日(土)〜2日(日)
●読者プレゼントのお知らせ
エントリー期間中、セゾンカード・UCカードを1,000円(税込)以上ご利用いただいた方で、読者プレゼントにエントリーいただいた方の中から抽選で10名様に、那須高原ビール「飲み比べ6本セット」をプレゼントいたします。

〈セット内容・通常販売価格〉
ナインテイルドフォックス/150ml(税込価格:1,078円)
那須高原ビール愛/330ml(税込価格:615円)
ヴァイツェン/330ml(税込価格:615円)
イングリッシュエール/330ml(税込価格:615円)
スコティッシュエール/330ml(税込価格:615円)
那須ロイヤルスタウト/330ml(税込価格:864円)
保冷ケース/324円(税込)
クール便送料/1,123円(税込)
合計/5,849円(税込)
※要保冷品ですので、配送は冷蔵便でのお届けとなります。

エントリー期間:2018年4月17日(火)〜2018年5月25日(金)

※当選者の発表は、賞品の発送(2018年6月中)をもってかえさせていただきます。
※(株)クレディセゾンが実施するほかのキャンペーンとの重複当選はございません。
※未成年者の飲酒は法律で禁止されております。未成年の方のエントリーはご遠慮ください。

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