World Walking Vol.11 London イギリスのキッチン用品老舗ブランド「FALCON Enamelware」の琺瑯ティーポットを3名様にプレゼント

ニューヨーク、東京と並び、世界三大都市の一つに数えられるイギリスの首都、ロンドン。
3度のオリンピックにはじまり、先日開催された世界陸上も記憶に新しいこの街は、2000年前のローマ帝国時代から続く歴史と伝統を紡ぎながらも、いまなおエネルギッシュに進化し続けている世界屈指の都市のひとつです。ファッションや建築、アート、音楽と、あらゆるカルチャーのトレンド発信地であると同時に、金融センターとしても世界の首位を維持するこの街は、時を経てもけっして色褪せることのない魅力を持っています。そんなロンドンの楽しみ方をご紹介します。

時の積み重ねを味わう古い街並み

ロンドンを街歩きしていると、世界的に有名な建造物に数多く出会います。映画やニュースで一度は見聞きしたことがある建物も多く、街中は築100年を超す建物ばかり。イギリスでは建物は古ければ古いほど価値が高いとされており、古くなった箇所は少しずつ修理しながら使うことで後世へと大切に残されていきます。

歴史の積み重ねを感じる建物といえば、イーストエンドのブリック・レーンに代表されるオールドブリックの建物たち。別名「ロンドン・ブリック」とも呼ばれる赤いレンガは、建物ごとに積み上げ方が異なり、職人の工夫が凝らされているのがわかります。ハンドクラフトによる温もりが建物に個性を与え、その違いを観察しながら散歩するのも趣深いものです。年月によって色褪せたレンガが織りなす複雑な表情は、街の景観をいっそう美しくしてくれます。19世紀の面影を残す古い街並みを歩けば、重厚で深い歴史の年輪を肌で感じることが出来るでしょう。

2011年にウィリアム王子夫妻のロイヤル・ウェディングが行われた事でも有名な「ウェストミンスター寺院」。
ロンドンブリックと呼ばれるレンガで造られた古い建物が立ち並ぶ「Pimlico(ピムリコ)」エリアは、まるで時が止まったように静かな時間が流れる。
イギリスの伝統的な手法で建てられた住宅地のアパートメント。色付いたレンガ造りの壁が長い年月を思い起こさせる。
街の中心部「SOHO(ソーホー)」エリアにも古い建物が立ち並ぶ。景観を守るため、建物の高さに制限があり、美しい街並みを維持している。

アフタヌーンティーより手軽な「クリームティー」

イギリスを代表する文化と言えばアフタヌーンティー。王室御用達のティーサロンでケーキスタンドに並べられた美しいケーキやスコーン、サンドウィッチを楽しむ本格的なスタイルは、ロンドンへ来たなら一度は体験したいもの。滞在中の午後にゆっくりと時間がとれる場合はオススメですが、ゆっくりと時間が取れない方には、本格的なティーサロンでカジュアルな「クリームティー」というメニューをオーダーするのもおすすめです。

クリームティーとは、スコーンと紅茶だけというシンプルなメニュー。気取らないカジュアルなスタイルながらも、重厚なインテリアと本格的なサービスに触れることができます。街歩きに疲れた時や、ちょっとひといき休憩する感覚で気軽にアフタヌーンティーの雰囲気を味わえるクリームティー。焼きたてのスコーンにクロテッドクリームとジャム、そしてポットサービスで提供される紅茶で優雅なひと時を過ごすのはいかがでしょう。

高級ブランドが軒を連ねるロンドンきっての高級住宅街、メイフェアエリアにあるティーサロン「Richore(リシュー)」。こちらでは、しっとりとしとした小ぶりのフルーツ入りスコーンが楽しめる。

天井からシャンデリアが吊るされ、淡いパステルカラーの壁紙に彩られた伝統的なイングリッシュスタイルの内装も素敵。

別のティーサロンでは少し大ぶりでサクサクした歯触りが楽しいスコーンも。色々なティーサロンを巡ってスコーンの食べ比べをしてみては。

大都会のオアシスで癒される

世界で最も緑の多い都市と言われるロンドンには、美しい公園や芝生のエリアが数多くあります。「ハイド・パーク」はロンドン中心部で最も大きな公園ですが、個人的におすすめしたいのは、バッキンガム宮殿の前に広がる「セント・ジェームス・パーク」。ハイド・パークほど大きくないため、あまり時間のないツーリストでも簡単に一周することができます。緑のなかで余暇を過ごすロンドンっ子の姿を眺めたり、公園内の動物たちと触れ合ったり、都会にいながら自然を楽しめる場所として人気です。ベンチに腰掛けてのんびりと心地よい自然に触れあえば、街の喧騒を忘れさせてくれる静かな時間が過ごせます。

手入れの行き届いた公園内には四季折々の花々が咲き、青々とした公園の風景に彩りを添える。
公園内のアヒルの世話をする「DUCK ISLAND COTAGE(ダック・アイランド・コテージ)」は、イギリスの田舎にある家のような可愛いらしい佇まい。
公園内を元気に走り回るリスやアヒルの群れにも出会える。身近に動物と触れあえるのもこの公園の魅力。
ビーチチェアを広げて爽やかな風に吹かれながら日光浴を楽しむロンドンっ子たち。

五感で感じるARTS&CRAFTS

世界有数の展示を誇るロンドンの博物館は入場が無料なので、お気に入りの場所に気軽に足を運べるのが嬉しいところ。なかでも、芸術とデザインの分野に特化した「ヴィクトリア&アルバート博物館」は、ファッションや工芸、アートに興味がある方には必見のスポット。コレクションの質と豊富さでは世界一と言われている貴重な作品と共に、400年にわたる英国の芸術とデザインの歴史を鑑賞することができます。

美術鑑賞に疲れたら、世界初の美術館併設のカフェという歴史を誇る「The V&A café」へ。イギリスを代表するデザイナー「ウィリアム・モリス」がインテリアを手掛けた「Morris Room(モリス・ルーム)」では、イギリスのARTS&CRAFTS(アーツ・アンド・クラフツ)を体験できます。家具、壁紙、照明、ステンドグラスの細部に渡って職人精神が散りばめられた贅沢な空間は、五感で美術鑑賞の余韻に浸ることができます。

ゴシック様式を用いたエントランスのアーチ状の吹き抜け。天井から注がれた光が館内に優しく降り注ぐ。
彫刻の傑作が数多く展示された空間は、モスグリーンの壁面とのコントラストが美しい。
古代から現代までのステンドグラスが展示された部屋。色鮮やかで繊細なステンドグラスの装飾に目を奪われる。
中世ヨーロッパの豪華なドレスから、現在までのファッション文化の移り変わりがわかるファッションの展示室。丁寧な手仕事が施されたアジア各国の民族衣装がひときわ目を引く。

ロンドンの食はマーケットにアリ!

食文化に対する評価がいまいち高くなかったロンドンですが、1000年の歴史を持つ「BOROUGH MARKET(バラ・マーケット)」では、ロンドンのローカルな食文化に出会えます。多様な人種、文化の融合の中で生まれたロンドンの食文化は、本格的なインドカレーやタイ料理、日本料理をはじめ、アラブ、中国、韓国などの多国籍料理も楽しめます。野菜、果物、魚介、肉、チーズ、ハム、瓶詰めや焼き菓子、チョコレートなど、手作りの食品を売るマーケットエリアと、各国の料理を食べ歩きできる屋台エリア、そしてイートインが可能な食堂もあり、地元の住民と観光客によって活気に溢れています。

ロンドンで一番古いこのマーケットでは、イギリス人の若い作り手たちによって美味しく進化したイギリスの伝統料理を味わうことができます。また、ロンドンでも近年ますます盛り上がるオーガニックの食材やヴィーガンフード(Vegan Food、完全菜食主義者向けフード)などの店舗もあり、BOROUGH MARKET(バラ・マーケット)はロンドンの美食が手に入る場所としてローカルの台所的な存在となっています。

毎週木、金、土の3日間のみ開催される美食マーケット。ランチ時には美味しいものを求めて観光客と地元の住民で賑わう。
ロンドン近郊で採れた新鮮な野菜や果物が並ぶエリア。昔ながらの量り売りで、店主におすすめの食べ方を聞きながら買い物をするのは楽しい時間。
エスニック屋台の中でもひときわ人気で行列が絶えない本格インドカレーの屋台。大鍋でじっくり煮込まれたカレーが目にも食欲をそそる。
イギリスでも年々人気の高まるオーガニック食品。「Borough Market」にも数々のオーガニック食品が売られており、こちらのパン屋さんは全て天然酵母を使ったこだわりのパンを販売。
イギリスの伝統菓子「ジンジャーブレッド」。店主によって1つ1つ手作りで焼かれたビスケットは、素朴で愛らしい仕上がり。
日本ではあまり見かけないイギリス伝統のキャンディ「Fudge(ファッジ)」も様々なフレーバーが量り売り。キャラメルに近い味わいでお土産にもおすすめ。

新旧が美しく共存する街

ロンドンは街全体で歴史的建造物を大切に残しながらも、一方で近代的な建物も共存し、その新旧のコントラストが街の面白みの一つともなっています。
2000年頃から再開発がスタートしたテムズ川の南岸エリアは、「CONRAN SHOP(コンランショップ)」でも有名なテレンス・コンラン卿が開発に携わっており、川沿いにあった使われなくなった倉庫をリノベーションすることでレストランやショップへと生まれ変わらせました。現在では観光客だけでなく、新たな情報発信エリアとしてロンドン子も集まる魅力的なエリアへと変貌を遂げました。

歴史的建造物から最新の近代建築、有名観光スポットから路地裏まで、訪れる人によって様々な表情をみせてくれる街、ロンドン。常に歴史の先端であり、時代の羅針盤として時を重ねてきたこの街は、時間の経過とともにいっそう美しく進化しているように感じます。買い物や観光名所を巡るのも一興ですが、ぜひ川沿いのベンチやカフェに座って、ぼんやりとこの街の空気を感じてみてください。変わりゆく街の風景こそ、ロンドンに来たいと思う一番の魅力なのかもしれません。

文・写真:早川 七実(はやかわ ななみ) Buyer/creative Director
ファッションから雑貨、食、旅など、ライフスタイルにまつわる商品の買い付けや新規ブランドの立ち上げ、新商品の企画開発など、ブランドのクリエイティブディレクターを務める。
世界をフィールドに様々な人とのコミニュケーションの中で、新しいものや面白い人を発掘し、ものと人を繋げ、ビジネスへと展開している。

古い倉庫を改装してレストランやショップが作られ、新たな観光スポットとして再生された再開発エリア。
歩行者専用のミレニアム・ブリッジから眺めるセント・ポール大聖堂は、ロンドンの街のシンボル的な存在。
ロンドンの近代的な側面をみせる、高さ309.6mを誇る新高層ビル「The Shard(ザ・シャード)」。西ヨーロッパで最も高い72階の展望アトラクションも人気。
ヨーロッパ経済の中枢、金融街「City of London(シティ・オブ・ロンドン)」では、近代的な建物が続々と建設中。
●この記事に関するお問い合せ
株式会社ゾディアック Libera編集部
Tel. 03-6380-0530 info@zodiac1987.com
●読者プレゼントのお知らせ
エントリー期間中、セゾンカード・UCカードを1,000円(税込)以上ご利用のうえエントリーいただいた方の中から抽選で3名様に、イギリスのキッチン用品老舗ブランド「FALCON Enamelware(ファルコン エナメルウェア)」の琺瑯ティーポットをプレゼントいたします。ご応募の際には以下の3色より、いずれか1色をお選びください。

・COAL BLACK(黒)
・PILLARBOX RED(赤)
・PIGEON GREY(グレー)

〈詳細〉
材 質:琺瑯(ホーロー)
サイズ:直径 約12cm、 高さ 約15cm
容 量:約1000ml
耐熱温度:約270度

エントリー期間:2017年9月15日(金)〜10月25日(水)

※当選者の発表は、賞品の発送(2017年11月中)をもってかえさせていただきます。

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