甲州ワイナリーの湯宿 笛吹川温泉 別邸 坐忘 「笛吹川温泉 別邸 坐忘」ペア宿泊券(夕・朝食付き)を1名様にプレゼント

「信玄の隠し湯」ならぬ“隠し里”といった趣の「笛吹川温泉 別邸 坐忘」。

山梨県甲州市の勝沼・塩山エリアは、山勝ちの甲斐国にあって、ここだけは雄大な扇状地が広がる。その地下には良質な地下水脈が保たれ、それが桃やぶどう、さくらんぼなど、名産の果物を育てている。「ワインの郷」としても知られるこのエリアにあるのが「笛吹川温泉 別邸 坐忘」。露天風呂に温泉を引いた離れがあるというので早速、行ってみた。

雪の少ない勝沼、塩山エリアだが、雪の降りしきる別邸 坐忘も悪くない。

この日は一晩でこの通り。雪の湯宿は、ことさらに暖かく感じる。

お湯は待ってるぜ!

都心から山梨県の勝沼までは約120km。車だと1時間ちょっとで行くことができる。電車でも、新宿駅からJR塩山駅まで約90分。「笛吹川温泉 別邸 坐忘」は塩山駅から車で10分ほど(予約制で無料の送迎バスあり)。思い立ってからでも気軽に行ける距離にある。それに、笛吹川温泉といっても、温泉街があるわけではなく、坐忘 別邸だけが川のほとりにひっそりと佇んでいる。この佇まいがまた、“お湯は待ってるぜ!”といった雰囲気を醸し出していて人を惹きつける。

離れの風情は、さながら山里の風景のよう。

日本庭園の池には温泉が引いてあり、冬でも鯉が元気に泳ぎ回っている。

夜景がまたしっとりとした風情を生んでいて、ロマンチックな気分になる。

本館2階のライブラリーは80畳の広さ。専門のブックディレクターが、この宿に合った雑誌や書籍を取り揃えている。

日本庭園を眺められる“特等席”で、ゆったりと写真集などを楽しめる。

ライブラリーの一角には、グループ会社である「まるき葡萄酒」の試飲コーナーも。昔からこの地域では、葡萄酒を一升瓶に詰め、湯呑み茶碗でワインを楽しんでいたという。

本質的な豊かさ

別邸 坐忘の温泉は、泉質の良さと、洞窟から湧き出したような雰囲気が評判を呼び、現在のGroup Raison(グループレゾン)が経営するところとなった。Raison はフランス語のRaison d’être(レゾンデートル、生き甲斐)に由来すると思われるが、北海道から沖縄まで、全国各地に圃場(ほじょう)を所有し、安心して口にできる食材の確保を基本に、無駄に贅沢なものではなく「本質的な豊かさ」を実現しようとしている。

離れの玄関は、日本の伝統家屋そのまま。

半畳サイズ、縁なしの琉球畳を使用した和室。畳表の目が細かくて丈夫。

落ち着いた色遣いの和風ベッドルーム。

浴室に備えられた各種のアメニティ。巾着には、男女それぞれに合ったグルーミングキットが納められている。

離れの浴槽にも温泉が引いてある。泉質はアルカリ単純温泉でPh値が9.1もあり、肌がすべすべになる。

自然素材でつくられた浴衣やパジャマは着心地がいい。足袋ソックスも便利。

2015年秋にリニューアルオープン

笛吹川温泉 別邸 坐忘は、それまでの本館や離れ、古民家の食事処などを大幅に改装、さらに全室露天風呂付きの別邸として離れ8室を増設して2015年秋にリニューアルオープン、今では宿の名称自体が「別邸 坐忘」となっている。さらに、勝沼町にあるまるき葡萄酒と連携しているのも大きな特徴だろうか。まるき葡萄酒は、ワイン醸造技術を習得するために、高野正誠とともに日本人として初めてフランスに渡った土屋龍憲を創業者にもつ老舗中の老舗ワイナリー。不耕起草生栽培(作物の収穫後,田畑を耕さずに種をまいたり苗を植えたりする栽培法)による減農薬でのワインの生産で知られている。

正座や胡座(あぐら)の苦手なお客さん用に、椅子対応の和室も用意されている。

あるがままの自然を楽しむ、野性味たっぷりの竹林に面した離れ。

和室とベッドルームが一体になっていて使いやすい。

日本庭園に面した人気の和洋室。奥に見えるお風呂から、カモと鯉が仲良く泳ぐ姿を楽しめる。

坐忘名物の洞窟風呂を体験してもらえるよう、大浴場は日替わりで男湯と女湯が入れ替わる。

屋内の大浴場にはサウナもついている。

洞窟風呂の奥は、見かけによらず広い。

洞窟の奥から温泉が流れ出す、文字通りの源泉かけ流し。洞窟内は天井も高く、清潔で快適!

茶料理のおもてなし

別邸 坐忘のもう一つの特徴は、何と言っても茶料理によるもてなしだろう。茶懐石は、お茶事の料理のこと。お茶を楽しむ前に、空いた小腹を満たすためのちょっとした料理だが、お点前同様、茶席の主人の手料理と茶器の設えなどにしきたりがあり、京都では専門の料理屋による仕出しが一般的。大名料理にルーツをもつ旅館の「会席料理」とは趣が異なる。保坂 実料理長は「お茶席の基本をベースに、地元の旬の素材と茶懐石の品格を大切にしながら調理をしています。ぜひ、お茶事の料理を楽しんでいただきたい」と笑顔も爽やか。

築120年の古民家を改装した茶料理の「懐石 まる喜」。

JR東日本の高級列車「TRAIN SUITE 四季島」の食事にも選ばれるだけあって、保坂 実料理長の茶懐石の腕は確か。

愛用の包丁類。道具だけでなく、料理の感覚も研ぎ澄まされている。

茶懐石はお茶をいただくための料理。茶道具は欠かせない。

お座敷のテーブルは足を伸ばせる櫓炬燵(やぐらごたつ)式。高めの座椅子で、立つのも座るのも楽。

月替わりのメニューには料理の紹介だけでなく、保坂料理長による手書きのメッセージが添えられている。

茶懐石の作法は流派によって少しずつ異なるようだが、ここではごく一般的なスタイルを採用。折敷と杉箸で、まずは「向付け、汁、ご飯」の一汁三菜でスタート。

この日の椀盛りは、正月気分の残る「鴨雑煮」。柚子の香りが豊か。

焼きものは季節によってアマゴや鮎など、渓流の天然魚が供される。

和食とワインのマリアージュ

お湯よし、料理よしときて「ワインよし」というのも別邸 坐忘の大きな特徴だろう。グループ企業にまるき葡萄酒があるせいか、料理に合わせてグラスワインを用意してもらえるのも嬉しいところ。100%甲州種のぶどうを使用した白ワイン「いろグラン 甲州」や、山梨県果樹試験場によってブラッククイーンとカベルネ・ソーヴィニヨンを交配して生まれた醸造専用品種「甲斐ノワール」を使用した赤ワイン「ラフィーユ 樽 甲斐ノワール」など、和食と日本固有種のぶどうを元にしたワインは、実に相性がいい。茶料理と地元ワインとのマリアージュは、ここでしか味わえない楽しみの一つだろう。

預鉢「寒鰤(かんぶり)大根」の後は炭炉で焼く「甲州牛」。和食とワインの取り合わせもごく自然。

クレソンが添えられた甲州牛の味噌幽庵焼きは、用意された炭火でさっと炙るくらいでちょうどいい。

いかにも茶料理らしい献立の一つが料理の締めの「湯桶(ゆとう)」。鱒のいくらをご飯に載せて、焦がし湯に香の物を添えた気持ちのこもった逸品。

ぶどうの形をしたお干菓子をいただいて、お薄を一服。料理長の気持ちが伝わってきて、こころまで温まる。

茶のこころを伝える料理一筋の保坂料理長。これまでの旅館料理とは一線を画した「茶の湯の世界を味わってもらえる料理」を目指している。

朝食は新たに設けられた食事処でいただく。土鍋で炊いたご飯は、まさに「心尽くし」のおいしさ。

お客様をお見送りする小鳥居 雄一支配人。地元の出身だけに、郷土愛もひとしお。

別邸 坐忘から車で10分ほどの恵林寺(えりんじ)。戦国武将・武田信玄の菩提寺で、寺の意匠にも立派な「武田菱」が使用されていた。

ワインも待ってるぜ!

小鳥居 雄一支配人によると、別邸 坐忘とまるき葡萄酒は同じグループの一員ということもあり「お互いに連携しながら運営している」とのこと。そこで、まるき葡萄酒にも寄ってみた。鈴木圭一専務の案内でブティックや工場を見せていただいたが、歴史を感じさせる貯蔵庫には年代物のワインが大量に貯蔵されていたものの、設備も醸造スタイルも一新されていて、老舗のいかめしさは見当たらない。「豊かな食文化に上質なワインは欠かせません」と、新たな製品の開発にも余念がない。すでにグループレゾンのスピリットが浸透しているようだ。

現存する日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」は、中央自動車道の勝沼インターから車で10分ほど

創業当時の看板が示しているように、120年を超す歴史あるワイナリーだ。

一升瓶に詰められたクラシックなタイプからスパークリングワインまで、約30種類のワインが揃う。

ステンレスタンクで醸造した白ワインはさっぱりした口当たりで、和食によく合う。

樽はフランス製のオーク樽。品評会で金賞を受賞したワインも数多い。

1950年代から熟成されている年代ものの古酒が静かに眠っている。

ブティック内にあるテイスティングスペース。和食にも合うことを意識して、独自の醸造手法をとっている。

自社の醸造用ぶどうはすべて不耕起草生栽培による減農薬栽培。雑草を食べてくれる羊は大切なスタッフの一員だ。

2F ライブラリーのテラスから勝沼の街を一望。都会の狭い空と違って、奇跡のような扇状地・勝沼の空は大きく広い!

●「笛吹川温泉 別邸 坐忘」への問い合わせ
Tel.0553-32-0015
http://www.fuefukigawaonsen.com/
●読者プレゼントのお知らせ
エントリー期間中、セゾンカード・UCカードを1,000円(税込)以上ご利用いただいた方で、読者プレゼントにエントリーいただいた方の中から抽選で1名様に、「笛吹川温泉 別邸 坐忘」のペア宿泊券(夕・朝食付き)をプレゼントいたします。

〈詳細〉
ペア宿泊券:1泊・夕朝食付き
宿泊券有効期間:2018年5月1日(火)〜2018年10月31日(水)
宿泊券使用除外日:詳しくは予約時にホテルにお問い合わせください。
※客室の選択はホテル側にお任せいただきます。

エントリー期間:2018年2月16日(金)〜2018年3月26日(月)

※当選者の発表は、賞品の発送(2018年4月中)をもってかえさせていただきます。
※(株)クレディセゾンが実施するほかのキャンペーンとの重複当選はございません。

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