日本初のビオホテルジャパン認証の宿 八寿恵荘(やすえそう) 「八寿恵荘」ペア宿泊券(夕・朝食付き)を1名様にプレゼント

信州安曇野池田町の「カミツレの里」にある木造建築の宿「八寿恵荘」。

長野県北安曇郡池田町にあるカミツレの里に佇むのが、わが国初のBIO HOTEL JAPAN認証の宿「八寿恵荘」。カミツレはカモミールの和名。食事や飲み物、アメニティからリネン類、さらには建築素材に至るまでオーガニックで整えた、安心できる心地よい宿。理想の環境を現実のものにした稀有の宿と言えそうだ。

全てはカモミールの効能を普及するために始まった。

あったらいいな、カモミールのお風呂

信州安曇野……この音の響きは、もうそれだけで穏やかな自然の暮らしを想像させる。その安曇野の池田町に「カミツレの里」があり、そこにハーブのお風呂を持つ「八寿恵荘」がある。カミツレはカモミールの和名で「加密列」とも書くらしい。カモミールにはアロマテラピーでよく使われるローマン・カモミールと、ハーブティーとして飲まれるジャーマン・カモミールがある。ジャーマン・カモミールには抗炎症作用や抗アレルギー作用のある成分が多く含まれているので、ハーブバスにするならジャーマン・カモミールだろう。温泉とは一味違ったカモミールテラピー、まずは行ってみよう。

元は社員研修所だったものを2015年5月に宿として全面改装した。
無垢の木材と漆喰など自然素材で仕上げた宿は木の香りいっぱい。
宿のシンボル、テーブル型の木琴。向かい合って音を出せる。
カモミール素材のスキンケア製品を始め、有機栽培の地元産製品も販売されている。
「らうんじ」に用意された薪ストーブ。暖房や給湯は木質チップを使用するボイラーでまかなう。燃えかすの灰も捨てずに畑の土壌にしている。
「だいにんぐ」も木のテーブルと椅子で構成された気持ちの良い空間。
多目的に使用できる「ふれあいの間」。陽の光を浴びながらの朝ヨガは爽やか。
カミツレエキスがたっぷり溶け込んだ「華密恋の湯」。湯冷めしにくく、肌もすべすべになる。
洗面所には華密恋のスキンケア、ヘアケアアイテムなどがふんだんに用意されている。

「逆境に負けない強さ」

宿の床は、地元産アカマツの無垢材でできている。その肌触りのよい木の感触を味わいながら素足で歩く気持ちよさ。それこそが八寿恵荘スタイルか。床暖房が巡らされているので、素足の感覚が心地いい。2階の8〜10畳ほどの和室は至ってシンプル。トイレや洗面所は、かつての研修所の名残で共同になっているが、広々としていて使い勝手はいい。早速、カモミールのお風呂「華密恋(かみつれん)の湯」に浸かる。華密恋はカモミールを使用した入浴剤やスキンケア商品などのブランド名。カモミールの花言葉は丈夫に育つところから「逆境に負けない強さ」とされている。そのせいか、芯から温まって体がしゃきっとしたように感じる。

客室は洋室1、和室7の計8室。客室には宿で使われた地元の木の名前が付けられており、ルームキーにはその素材が使用されている。
1階の洋室「さくら」はバリアフリーでトイレ付き。ベッド対応だが、和室の趣がある。
シンプルな2階の和室。トイレや洗面所は共同だが、広々としていて使いやすい。
ご飯は薪を使って外のかまどで炊く。火加減を見ながらスタッフが付きっきりで炊き上げる。
わずかにお焦げが出来るくらいに炊くのがコツとか。
お米は地元産のコシヒカリ。米粒がしっかり立っている。

オーガニックの安心感

外のかまどでスタッフがご飯を炊く様子を見学させてもらう。薪とお釜でのご飯炊きを実際に目にする機会はほとんどないので面白い。うっすらお焦げをつくるのは結構、難しそうだ。夕食の後は薪ストーブのそばで、これもオーガニックのコーヒーをいただきながらおしゃべり。食事はもとより、寝具類やバスタオルなどもオーガニックコットンを使用する徹底ぶり。そのため、オーストリアに本部を置くビオホテル協会の国際的な「ビオホテル基準」を満たしているところから、その日本側の団体BIO HOTELS JAPANから、わが国初のBIO HOTELの認証・格付けを受けている。

食材はすべて地元産のオーガニック素材。
食材だけでなく塩、味噌、醤油、酢、オイルやスパイス、調味料などに至るまで、全て自然素材のものを使用している。
料理は自社農園「おやさい畑」で採れる野菜が中心。土づくりからこだわっている。
季節のポタージュ、信州サーモン 豆腐クリームチーズ添え、豆腐オムレツは秋の「今夜の ごちそう」。
カミツレの里をイメージした贅沢サラダ。3種類のドレッシングでいただく。
あたたかい前菜は酒粕バーニャカウダ。旬の野菜の旨味が詰まっている。
主菜の「豚のやわらか煮込み」の後は「かまどご飯と自家製のお漬物」。おこげのご飯はお代わりをしていただいた。パリッとしていて、こげ味とともにご飯の香りが際立つ。
デザートの自家製モンブランも季節仕立て。
米国のオーガニック認証を得ているクラフトビール「パタゴニア プロビジョンズ」。ワイン、日本酒、コーヒーなどもすべてオーガニック。
朝食は古代米のおかゆを選んだ。日本人が初めて食べたお米は、縄文末期に大陸から伝えられた赤いお米だったとか。

暮らしたくなる安曇野

カミツレの里のある信州安曇野という土地柄にも、つい目を向けたくなる。松本と大町の間に位置する安曇野市は、犀川を中心に、梓川、高瀬川といった大きな川が流れる扇状地に広がる。その大らかで伸びやかな佇まいは、のどかな田園風景を感じさせるが、多くの精密企業も点在する。八寿恵荘のある池田町は北安曇郡に属し、すぐ隣は大町市。丘陵地の景観からは、眼下に安曇野市街を臨み、さらに里山のエリアへ踏み込んだ感じ。それだけに、ローカルの雰囲気は深まり、ちょっと暮らしてみたくなる。車ですぐ近くの大峰高原に行くと、安曇野の市街と北アルプスの両方向を見渡すことができ、運がよければ雲海に出会うこともあるという。

八寿恵荘 企画運営責任者の松澤 英(まつさわ すぐる)氏。IT企業に務めていて体調を崩し「やっと健康で人間的な環境に巡り会えた」と働くのが楽しそう。
木立の中の八寿恵荘。自然とともに生きる飾りのない暮らしが健康をつくるのかもしれない。
目の前にカミツレ畑が広がるツリーハウス。ここでお茶を楽しんでいると、気分が洗われる。
八寿恵荘のすぐ先にあるカミツレ畑。3〜5月には黄色い花でいっぱいになる。
大きなカエデの木が、安曇野の自然の豊かさを感じさせる。
大峰高原からは、安曇野を取り巻く山々を一望できる。
のどかな平野が広がる安曇野。ゆったりした人の暮らしがある。

とことんカモミール

ところで、なぜこの地にカミツレの里ができたのだろうか。それは、東京の印刷会社SouGo(当時は相互印刷)の先代の社長がこう頭がんを患い、治療法を探しいているうちに漢方薬学の研究者と出会い、カモミールの効能を知ったからだそうだ。そこで、出身地の安曇野に戻って自らジャーマン・カモミールを栽培、エキスの抽出に取り組んだのが始まりという。40年ほど前のことである。しかし、アロマテラピーや香水などに使われる植物性のエキスは、膨大な量の素材を必要とする割には、ごく僅かしか抽出できない。そこで、少しずつ畑を広げ、契約農家に栽培を依頼し、安曇野だけでなく、日本各地にカモミールの栽培を広げてきている。

カミツレの里は、その名の通りカモミールを育て、研究し、商品化するベースになっている。
カモミールは花だけでなく、茎も葉も使用する。
白い花びらは夜から朝にかけて下を向いているが、太陽の光を浴びると上を向く。
八寿恵荘に隣接するカミツレ研究所。ここで植物性エキスの抽出から製品化まで行っている。
控えめな佇まいだが、内部は小規模ながら近代化された工場になっている。
衛生管理の行き届いた製造工程。素材の充填からラベリングまで自動で行われている。
開発研究に携わるカミツレ研究所の中井彩子さん。「商品のラインナップも随分、増えました。でも、まだ開発中のものもたくさんあるんですよ」と意欲的だ。

人の健康を考える印刷屋さん

父親の跡を継いだ北條裕子さんは、これまで別会社として運営してきたカミツレ研究所の事業を本体の印刷部門と一体化、全社を挙げて環境問題に取り組んでいる。「父は、自分のことだけを考えてカミツレの事業化に取り組んだわけではないんですね。カモミールの効能の素晴らしさに気づき、一人でも多くの方にその効能を知って欲しいと普及に力を尽くしたのです。印刷部門でも、インクや用紙、電力に至るまで、地球全体の問題として環境問題に取り組んでいます」という。八寿恵荘は、乳がんを患った方でも安心して旅や入浴を楽しめるよう「ピンクリボンのお宿」に加盟している。カモミールの力は美容分野だけでなく、「華密恋薬用入浴剤」として病気や治療後のケアにも役立っているようだ。

東京都江東区塩浜の株式会社SouGo本社。2019年に創立60周年を迎えた。

株式会社SouGo社長の北條裕子さん。八寿恵荘の名は北條さんの祖母の名に由来している。

安曇野に見るアートの時代

安曇野が文化的で、どこか知的なイメージを感じさせる要素の一つに「安曇野アートライン」がある。安曇野市から白馬村までの約50kmに点在する美術館・博物館をラインで結んだもので、ミュージアム19館が加盟している。どれも安曇野にゆかりのある人やテーマに沿った作品を集めたもので、内容は多彩だ。八寿恵荘で心と体を調えたら、ぜひ帰りに立ち寄ってみてほしい。きっと好みのミュージアムに出会えることだろう。

黒柳徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』の絵を描いたいわさきちひろの美術館「安曇野ちひろ美術館」。

その作品と生涯が、広々とした空間に丁寧に展示されている。隣接してトットちゃん広場があり、オリエンテーリングができる。

キネティックアート(動く彫刻)など、独創的な作品で知られる彫刻家・飯田善国の作品を展示している「TRIAD IIDA・KAN」。

建物は建築家・槇文彦氏の設計。周辺の3棟の建築群を総称して「TRIAD」と呼んでいる。

●八寿恵荘への問い合わせ
Tel.0261-62-9119
https://yasuesou.com/
●読者プレゼントのお知らせ
読者プレゼントにエントリーいただいた方の中から抽選で1名様に、八寿恵荘のペア宿泊券(夕・朝食付き)をプレゼントいたします。

〈詳細〉
ペア宿泊券:夕・朝食付き
宿泊券有効期間:2020年3月〜2020年8月
宿泊券使用除外日:詳しくは予約時にホテルへお問い合わせください。

エントリー期間:2019年12月17日(火)〜2020年1月27日(月)

※応募資格:エントリー期間中に、セゾンカードを1,000円(税込)以上ご利用いただいた方。
※当選者の発表は、賞品の発送(2020年2月中)をもってかえさせていただきます。
※(株)クレディセゾンが実施するほかのキャンペーンとの重複当選はございません。

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